文系就活生が見落とす、営業以外の職種

 

こんにちは。文系卒20代サラリーマンのイトチンです。

 

文系就活生って、就職したら「営業職」になるイメージが強くありませんか?

僕もそうでした。特別な資格や才能がないと、とりあえず「営業ね」みたいな。

 

しかし、文系卒の僕がついた職種は営業ではなく、「調達(バイヤー)」でした。

「バイヤー?」と、頭に?(はてな)が浮かぶ方もいますよね。

文系就活生で、はじめからバイヤーを目指す人ってほとんどいない気がします。

少なくとも、僕のまわりには一人もいませんでした。

 

ということで、この記事では、文系就活生が見落とす職種「調達(バイヤー)」について紹介します。


ここで紹介するバイヤーの種類は、「メーカー(製造業)」のバイヤーです。

 

この記事を読んだメーカー志望の文系就活生の皆さんに、営業以外の職種選択肢として「調達(バイヤー)」をご検討いただければ幸いです。

では、はじめますっ!

 

5秒でわかる僕の自己紹介

簡単に僕の自己紹介をさせてください。

①2012年4月、半導体製造装置メーカーに就職

②同年10月、本社調達部 本社調達課に配属

③以降、約2年半バイヤーとして働く

 

そんな僕が、(メーカーの)バイヤー職について紹介します。


すべてのメーカーにあてはまるものではありません。ご参考までに。

 

1.バイヤーの仕事内容

バイヤーの主な仕事は「QCD(キューシーディー)」です。

Q・C・D...?

一つずつみていきましょう。

 

1-1.Q「品質」

Qは「Quality」=「品質(の管理)」を意味します。

管理の対象となるのは「調達する部材」ではなく、「(取引先の)生産環境」です。

バイヤーは、調達部材そのものの品質をチェックしたり、保証することはできません。それを仕事とするのは、品質保証部という別の部署になります。

バイヤーは、「5S」という項目にしたがい、「生産環境」をチェックします。「5S」とは、「整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)」です。

(もちろん、他にもチェック項目はあります。)

すべての説明は省きますが、例えば、工場で働くヒトの服装は整っているか、工場内のモノが整理整頓され不良品が発生しない環境が構築されているかなど、「調達する部材の生産環境」をチェックします。

 

1-2.C「価格」☆

次は「C」。「Cost」=「価格」。

このCが、バイヤーの要となる超重要な仕事であり、会社の利益を左右します。

バイヤーは、部材調達先(取引先)の営業マンに「価格交渉」をおこない、1円でも安く部材を調達する必要があります。なぜなら、それが会社の利益に直結するからです。

僕がいた会社でも、毎月「3%のコストダウン」目標を設定し、日々、価格交渉をおこなっていました。

 

1-3.D「納期」

最後に「D」。「Delivery」=「納期」。

取引先から調達する部材の納期を管理します。具体的には、こちらが指定する納期(部材の納品を希望する日)に、取引先が納品できるか否かを定期的にチェックします。

もし、進捗に遅れが発生し、納期に納品ができないことがわかった場合、取引先にプレッシャーをかけ、なんとしてでも納期を遵守させます。

僕は何度か取引先にのりこみ、お尻を叩くようなことも経験しました。

 

まとめ;バイヤーの仕事内容

①「Q(Quality)」  =「品質(の管理)」  例)生産環境のチェック

②「C(Cost)」   =「価格(の交渉)」  例)3%のコストダウン交渉

③「D(Delivery)」=「納期(の調整)」  例)取引先に納期を守らせること

 

2.バイヤーの光と闇

ここまでバイヤーの仕事概要について紹介してきましたが、皆さんはどんな印象を持ちましたか?

A「おもしろそう!」

B「ノルマとかあって大変そう…」

C「その他」

といった感じで、Bが多いかな~と個人的には思っていますが(笑、いかがでしょう。

皆さんそれぞれバイヤーに対する印象をもっていただいたところで、バイヤーの光(魅力)と闇(大変な部分)についてお話ししたいと思います。

 

2-1.光=魅力やおもしろさ

まず、魅力やおもしろさ。

会社全体の流れ(ヒトとモノの流れ)が把握できる

会社の利益に貢献している実感がわきやすい

交渉力と対応力、そして度胸が身につく

社内外の製品や技術的な知識が身につけられる

社内外に多くの人脈を形成できる

とくに、「交渉力」については、実生活でも活かすことができます。

簡単な例でいうと、家電量販店での値切り交渉。そもそも、僕は引っ込み思案な性格でした。そんな僕が、店員さんに対して堂々と価格交渉をしたときは、自分でもビックリしました(笑

交渉力以外にも、会社への利益貢献度が高い、社内外に多くの人脈を形成できることなどは、バイヤーならではの魅力です。

 

2-2.闇=大変な部分

光があれば闇もあります。

社内と取引先の板ばさみ、社内外の利害関係の調整

とにかく、バイヤーは調整ごとが多いです。その中でも、ヒトの調整が大変

例えば、社内の生産管理部門から「1ヵ月で部材を調達しろ!」というのに対し、取引先は「納品まで最低でも3ヵ月はかかります!」という、双方の板ばさみ状態。

ここは腕の見せどころではあるのですが、相手はヒトですから、それを調整する(双方の利害を一致させる)というのは非常に骨が折れます。

 

まとめ;バイヤーの光と闇

交渉力などのスキルが身につき、会社への利益貢献度も高いが、(特にヒトの)調整ごとが多い職種である。

 

終わりに

調達(バイヤー)」という職種は、いかがだったでしょうか?

僕自身は、闇にのまれて(過度なストレスの蓄積により)転職する結果となってしまいましたが、

バイヤーとして約2年半働き、そこで身につけたスキル(価格交渉力や対応力など)は、実生活でも活かすことができています。

それぞれ得意・不得意があるかと思いますが、文系の目指せる職種として「バイヤー」は魅力もたくさんあります。

この記事を読んで、「バイヤー」に少しでも興味をもっていただけた方は、選択肢の一つとしてご検討いただけたら嬉しいです。

もし、メーカー希望の文系就活生で、バイヤーについてもっと知りたい方がいれば、「お問合せ」フォームよりご連絡ください。可能な限り返答させていただきます!

それではっ!

 

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